オーディオ考
それは遠く果てしないロマンであり、一生かかっても辿り着く事はないのかも知れないと思います。
そもそも再生音は、録音時にすでに歪んでしまってると勝手に考えていました。そして、私の考えは受け入れ難く特殊なのかもしれません。
しかし、現にどこで聞いたJBL4560BKより、どんなにご立派な現代の高価なハイエンドオーディオより、音が現実的に鳴っています。
しかし、まだ終わりではありませんが、オーディオとは実に厄介な世間の変なセオリーが邪魔をし、良い音を鳴らなくしている。
長年携わって来ましたが、世間の常識はほぼ非常識だと思った。柔らかいものの上に機材を据えたら音が静かになった?固いものの上は音が固くなる?そんな話はありません、むしろ逆なのです。
ゴム系は確かにある程度振動は減る、しかし、ゴム自体の音があり、美しい響きも汚れてしまうのです。
共振や振動はトータルで考えなければ解決出来ないと思います。なぜそうなってるのか根本的に原因を追及しなければなりません。
それが分かっていないので、色々な偽物オーディオアクセサリーに騙され、余計なお金を使ってしまうのです。
ウエスタンスピリッツが頼ったアクセサリーは、四台のノイズカットトランスとアコースティックリバイブのRR‐777とQR‐8とシェルターのヘッドシェル位のものです。
機材の下に敷く、木材の種類による音の響きを研究して来ました。後はピン端子のスイッチクラフトと半田の種類です。これも千葉のIさんにお伝えいただいた事です。
一見どうでも良いような所ですが、色々聞いてみると音が全く違うのです。そして、オーディオは一人では出来ません。
これら総てが絶妙に確実に一つ一つ重なり、ウエスタンスピリッツは、今の音になりました。
もう、完全に異次元のオーディオ構築は完成間近です。しかし、私はまたどこかに違和感を感じ、そこもなくしていくでしょう。
そして、総てのレコードはつまらなくなんかありません、総てそれなりに録られていて、実際システムが優れてくると、録音の悪いレコードもCDも多分ありません。
貴方がつまらなく感じておられるソフトは、貴方がつまらない音にしているだけです。貴方が鳴らせないだけです。オーディオはちゃんと鳴るのです。ウエスタンスピリッツの様に。ウエスタンスピリッツはそれを声を大にして言いたいのです。
鳴らないソフトは存在しない、貴方が鳴らせないだけです。