ブルーノートのレコード
最近新しい録音に飽きて、あまり数はないですが、ブルーノートを聞いています。いやはや、どれも惚れ惚れする録音です。
やっぱり、ルディ・バンゲルダーは素晴らしい録音をすると思いました。
遠い昔、私やジャズ喫茶が鳴らしていたJBLで聞いたブルーノートは、もっとドロドロしていて暗く、音が薄く、本当に上手く鳴ったのをあまり聞いた事はなかったです。
まともに鳴らないシステムが、いかにレコードの音を歪めているのかが分かりました。
確かに現代録音やマイクの優れた録音に入っているクラシックの様に、あまり低い音階は録られていないですが。
一音一音ハッキリと録られております。もしも、カートリッチがモノラルで、極上のモノラルオリジナル盤ならば、もっと太くしっかりした音が聞けるでしょう。
私が所有してるブルーノートは、総て無理やりステレオ録音にしてしまってるキングの日本盤なので、音が妙に広がり少し残念です。
それにしても、ブルーノートがこんなに音の良いレコードだったとは。いや、録音の悪いレコードは、本当はあまり存在しないと思います。