[ お知らせ ]
この記事は、2018年11月7日に、FC2ブログからこちらのサイト(https://we-spirits.jp)へ
移転したものです。

以前のウエスタンケーブル

今でも製造しておりますが、1920年代の約0.6㎜単線を四本よじってホットとしシールドを被せ、グランドに1.6㎜単線を一本とし、それを平行を保たせながら、絹巻きして作ったオーディオケーブルです。

つまり、これが今も存在する、ウエスタン四本シールドとノンシールド平行絹巻きケーブルです。このタイプは2012年にかなりモニターされ注文が来ました。

そして、ウエスタンスピリッツの売り上げとしては、良かったのですが、どうしてもウエスタンの素線の音に満足出来ず、リッツ線の研究をはじめ、二年かかり、なんとか去年の一月に、リッツ線シールド平行絹巻きケーブルを完成させました。

つまり、世間に出回っているウエスタンケーブルへの挑戦です。

はじめはノンシールドの方向へ進んでおりました。しかし千葉のIさんから、音が薄いとのご指摘により、シールドタイプに切り替えました。

シールドをかける事により、多少情報量は減るものの、静かで滑らかで太い音は、情報量をけずってでも欲しい感動的な濃厚な音質だったのです。

ノンシールドもありますが、モニターされて皆様が選択されるのは間違いなく、リッツ線平行絹巻きシールドタイプです。両者は性格が全く違います。

ウエスタンスピリッツのリッツ線平行シールドは、総てのパターンで様々なタイプを作り、研究し尽くしました。そして、1920年代のウエスタンケーブルを遥かに超越いたしました。

新たに開発したウエスタンスピリッツのリッツ線と比べると、今となってはウエスタンケーブルはフォーカスも甘く、暗く滲んだ音に感じる位です。

以前は、あんなに良いと思っていたのに。やはり素線の質より、その合わせ方や数や太さのバランスと作り方にあるのだと思います。

>>WESTERN SPIRITSのモニターケーブルは、こちら

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です