気にしない
色んな方がおります、少し前の事ですが、私のブログをお読みになり、自分の事を書かれていると勘違いされてる方がいらっしゃいました。
オーディオを徹底的にやってきて、ある程度自分も通って来た道なので、オーディオに対する姿勢や、やり方を聞いただけで、大体は想像がつくのです。
分からない方にはどんなに説明しても分からない、この様な結論に至ったのは少し残念に思いますが、思考が違うのでどうにもなりません、総てお伝えした逆をいく天の邪鬼、そう感じます、この場をお借りして語ってみます。
何でもそうですが、一つの方向に進み過ぎては将来、必ず行き詰まります、そう気付く迄に前後関係が絡むので、かなりの時間がかかり、わかった時の落胆は計り知れないものがあると想像出来ます、過去の私がそうでした。
特に機材等の下に敷くインシュレーターです、散々やりましたが一番良くないのはハイブリッド(複数の素材を混ぜ合わせる)です、音質改善の中では色々ありますが、前後関係を振り返った時、優れた方向と間違えた方向がハイブリッドで合わさった場合、間違えた方向が強く出るのです、良いものと悪いものが合わさると悪い方へ作用します。
なので、あまり理解もしてないのに色々合わせて使ってはいけません、ハイブリッドとは色んな素材と質量を共振理論を理解した上で行うとても難しいものなのです。
やってみたら偶然によくなった等絶対にないのです、これは木材でも、金属でも同じです。
昔ヒットしたSAECのターンテーブルキャビネットのお話を例にします、木材や鉛やアルミ等を一枚に張り合わせ共振点を変化させたキャビネットの音は、鉛の音が強く出て音楽が死んでしまうのです、と言うか鉛の音そのものです。
今使っていますキャビネットは、黒曜石とベニアのハイブリッドに見えるのですが、よく観察してみると、黒曜石とターンテーブルとトーンアームを取り付ける板は、一切黒曜石とは接触しないように製造されていて、とても感動しました。
その板も上手く加工して、楓の板に交換出来たらベストになるでしょうが、これも改造になります。
確かに黒曜石と楓のハイブリッドになりますが、先に書いた通り、黒曜石は接触しないので、単なるキャビネットのマスを稼ぐためにつけられているはずです、なのでターンテーブルSP-10MK2は無機質な音にならないのです。
確かになぜいちばん下の板がベニアなのかも意味があるのかもしれません、あまり素人考えで交換しない方がいいののかもしれませんね。
本当に良くなったのと、ただ変化したのとは、意味が違いますからね。
これらをアンプの慣らしもしないで聞いてすぐに判断してる人が多いのもオーディオの事実ですし、スマホでそれを録画して流してる人が多いのもオーディオの事実です。
それでは真価は分からないですよ。
オーディオは適度に牛耳り、適度に鳴かせる、これに限ります。
けど人は人、もう見ない事にして気にしない事にしました。