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固定抵抗再び



本日2012年2月29日午前8時東京は雪です、交通機関に影響が出てます。

昨日秋葉原の海神無線へ行き、御用達の抵抗DALEを購入してきました。

もう今までの様な妥協した部品定数でなく、きっちり教科書通りのインピーダンスのずれていない数値で決めたいと思いました。

R-1R-2抵抗の比率はやはりとてもシビアなものだと分かりました、間違えるとスピーカーのインピーダンスがずれる為、その前に入っているコンデンサーやコイルの定数迄ずれてしまう事になります。

今回の私の失敗で我がJBLの音は、ソリッド感が薄れ、まるでツィーターだけ別の次元で鳴ってるみたいで気持ちの悪い不愉快な鳴り方になってしまいました。

あなどるなかれ!固定抵抗の部品定数はめちゃめちゃにシビアです。

工業規格になく販売されてないからと、近似値を選ぶなどとんでもない話だと知りました。

8オームのスピーカーユニットをカットするべく組まれたネットワークの後でユニットの音量を-12デシベル減衰するには、R-1(直列)に6オーム、R-2(並列)に2.7オームの抵抗が必要となります、揃いましたが一つだけ残念なのは、私が普段使っている抵抗は3ワットなのです、今回6オームだけは10ワットになったのです、その定数が工業規格にはなく、普通はなかなか販売されてないのですが、海神無線さんにはあるのです、それでよしとするしかありません、しかし、お客の立場に立ったとても良いお店だと思います。

帰って一時間程簡単にミノムシクリップで留めて聞きました、これで決定です、シビアに作ったネットワークなので、どうしても最後はシビアに決めたかったのです、しっかり半田しました、いきなり良い音がしました。

三日たったら更に総てが溶け込みそうな感じです。

定数はR-1が6オームでR-2が2.7オームで-12デシベルです。

8オームのユニットならばデシベルが合えば一発で決まる事になり、期待していました、実は過去にこの定数で決まっていたものを、私は、アバウトに定数を動かしていたため、インピーダンスが少しずつずれてカットオフ周波数迄ずれていた事になります、ツィーターの鳴り方に違和感を感じる筈です、カットオフ周波数がずれて繋がっていない訳ですから。

今は、ソリッドな整った音で、1950年代録音のレコードのラッパの枯れた感じが良いと思います。

そして、様々なレコードの録音の差を聞き分けられる、調整卓の様な音です。

固定抵抗のアッテネーターはシビアにやった方が良いです、定数が揃わないからと、近似値を購入してくるなど、とんでもない誤りだと知りました。

ネットワークはしっかり決めたいものですね。

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