千葉のIさん宅へ
日曜日の朝に崩れた体調はやっともとに戻りました、お酒を飲まずにいたからです、もう大丈夫。
エールのウーハーが入ったとの事、あわせて370リットルの密閉型ボックスも特注されたそうです、何故密閉型なの?と思いましたが、伺って来ました。
私が伺うのはアバウト二年ぶりです、随分スピーカーシステムがセッティングごと、総てが変化したことになります。
Iさん宅は4ウェイで、自作のLCネットワークである、位相を含めた帯域バランスが心配であるが、百聞は一見にしかず、とりあえず聞いてみた。
人のフィールドへ踏み込む時は、こちらのソフトを持ち込まなければならない。
オーディオとは所詮自分のシステムとの対比でしかないからである。
一見してもの凄い大きさと質量がある、どう見てもボックスとウーハーだけで、ゆうに100キロはありそうな立派な特注ボックスだった。
CDのステレオ録音のクラシックは上手く鳴るが、私が持参したCDとアナログを聞いて決定的となった、少し聞いていて分かった。
何の事はない、単なる慣らし不足である、まだ時期尚早だった事になる「お互いもっと努力が必要」との答えが出た。
特に370リットルの強固な密閉型のウーハーボックスは見るからになかなか鳴りそうにない、まだモコモコしていて、他のユニットと上手くバランスしていないと感じる。
最低でも三年、いや十年かかるかも知れない、ましてやエールの最高級のウーハーは磁束密度が半端ではない、バスレフならばまだ鳴りやすいが、密閉型では更に大変だろうと思った。
Iさん頑張って下さい、私も更なる努力を致します、もっとお互いを利用し、音を磨いていきましょう。
コンサートのように包み込まれるようなIさんのエールサウンド、さっぱりしていて抜けのいいウエスタンスピリッツのサウンド、どちらにも得手不得手があり、それも楽しい。
試聴させていただき、感謝致します、昼食も含め楽しかったです、今後とも宜しくお願い致します。