低音
引き締まった柔らかで軽やかな低音は気持ちのいいものです、クラシックコンサートで聞くコントラバスの音は、かなり低い音階を演奏します、軽やかですがこれを再現するのがオーディオの醍醐味ですが、とても難しいのです。
今でも完璧に鳴っているかと聞かれるとまだまだですが…
六年ほど前のウエスタンスピリッツの低音は、今からすると実に酷い音でした。
世間によくあるゴンゴン低音です、まるでボックスが鳴ってるかのようで、ボックスを補強しようと思った程です。
昔ベテランの詳しい方に聞きました「この様な音になるのは、本当の意味で鳴らせてないからですボックスのせいではない」と言われました。
JBL4560BKのボックスを補強するなど素人のやり方で、そんな事をしなくてもこのボックスはしっかり鳴る筈と言われました。
しかしやり方は教えてもらえませんでした、やはり床や機材の下や上流のどこかが悪いのだと気がついてはいたのですが、色々対策をうち大変でした。
しかしアドバイスを受けなかったから、色々やってみて鳴らない理由を理解出来たとも言えるのです。
軽やかな低い音階を鳴らすよう努力をしましょう、現代のスピーカー程ではありませんが、しっかり鳴らせると4560BKは、結構低い音階を再生出来ます。
そして少し前にツィーターをエールからtechnicsEAS‐9HH42へ繋ぎ替えました。
元々このツィーターは101デシベルの能率なので、ウーハー130Aと同じ、絞らずに聞けるのです。
自然なピュアな音質になります、ドライバーとは5キロヘルツでクロスさせました。
当然ドライバーとの繋がりは抜群で、ウーハーの音まで変化して、いい具合に帯域バランスが整って感じます。
チタンの振動板もJBLと合うのかもしれません。
オーディオは総てが整って鳴っている、その答えのようなものですね。