CD盤に興味がなくなった
CDもアナログ盤もたくさん購入し聞いてみた、同じレーベルで同じ曲も何枚も比較してみた。
しかしどう聞いてもアナログ盤の方が音は上です、中には同じ曲を聞いてるとは思えない位の盤もあった。
私の経験からすると既に答えは出ていて、比較する事はナンセンスなのだが、それでも聞いてみたのである。
CDの音には後ろにあるはずの気配や、闇騒音がなく感じる、奥行き感が少なく平面的なのだが、広がりは確かにある。
アナログ盤の音は、まるで音がスピーカーからはがれたかのような音だが、音は二本のスピーカーの外に出るような事はない。
しかしこれはあくまでもウエスタンスピリッツでの事であり、この逆の鳴り方をするシステムもあるかも知れない。
私はとにかくアナログ人間だから、使っているものも含め、その調整は自分なりに極限を極めている、しかしまだまだである。
だからここまで鳴るのだと思う、そして今、銀座の山野楽器に行ってみても、CDの数が激減している。
売り場は縮小の一途をたどっている、それに対しHMVは世界中のレーベルと再契約し、アナログの名盤を復活させ、売上はのびている。
日本のレーベルも次々にレコードを復活させようとしている、最近アナログターンテーブルも数が増えている。
technicsはPanasonicになり一旦はオーディオから手を引いていた、そして再びtechnicsブランドでSP‐10Rを商品化した、これが答えのようなものだと私は思う。
なのでtechnics SP‐10Rを私は購入した。
何度比較してみてもCDとアナログの音は、ウエスタンスピリッツに於いてはアナログに軍配があがる。
ただCDは音が悪い訳ではない、扱いもし易く簡単、持ち運びも軽く便利、スペースをとらないので収納に便利。
アナログは音はいいが扱いに気を使う、手入れも面倒、大きいためジャケットの迫力はあるものの、スペースをとり重いため持ち運びに難あり。
そしてアナログは調整の巧みで鳴るのであって、CDは操作が簡単で音はそこそこ、外から出来る事は少ないが簡単。