フルレンジ一発の音も理解したい
小さな8センチ程のフルレンジをたまに聞いてみる、パワーアンプとスピーカーの間に、ネットワーク等抵抗になるものがないため、とても軽やかでチャーミングな女性ヴォーカルを聞ける。
しかし余計な音が少ないため、迫力満点の音は聞けない。
私は38センチスピーカーがメイン装着の為、どうしてもお腹いっぱいにならず直ぐに戻してしまう。
しかし小さなフルレンジスピーカーしか所有されてない方は、そこに魅力を感じるのだと思う。
能率が低い為大きな音量や迫力はないが、ずっと聞いているとかなり低い周波数も再生してるのが分かる。
私はフルレンジスピーカーのような端正な音に、38センチスピーカーが鳴らす圧倒的な柔らかな音を追加したような音を鳴らしたかった。
これを鳴らそうと日夜努力して来た、そしていらないものをドンドン外し、消去法でシンプルにJBLを鳴らして来た。
その様な鳴り方になっていないと折角作ったケーブルを繋げ聞いてみても、正当な答えは出ないと思ったのである。
なのでフルレンジ一発の音も参考にした訳です。
でも参考にはなりますが、やはり全く違う世界のようです、しかし荻窪の櫻井さん(オーディオ界の有名人)のように、タンノイのレボリューションやマーキュリーから、素晴らしい音を鳴らされてる方もいらっしゃいます。
初めて聞いた時、てっきりウェストレイクのTM‐3が鳴っているものと錯覚しました。
高中低音ケチのつけようがないのです、やはり鳴らすセンスだと思います。
とにかく部屋や電源やケーブル、使っているものの拘り、総てが規格外で妙な事は何一つしていない、そして使っているものを愛でてものをあまり取り替えたりしない、このスタンスには脱帽です。
私は「かなわない」初めて思いました、小さなスピーカーも鳴らす人が違えば鳴るのです。
私もいつか鳴らしてみたいと思います。