役者は揃った
ウエスタンスピリッツのオーディオ機器は総て揃った。
後はケーブル作りに必要な手にあった工具や、シールドや1.6ミリPEW単線、そしてスミチューブである。
家内と秋葉原へいき総て妥協なく揃えてきた。
今まではスミチューブをライターで焦げないようにあぶって来た、しかし気をつけていてもたまに少し焦げる事があった。
「これではちょっとお粗末だな」そう思っていた。
スミチューブを炙るヒートガンを探していた、以前はあちこちで売っていた、しかし店がどんどん閉店し、見つける事が出来なかった。
以前お世話になったマイクロパワー研究所の方へ、お礼かたがた扱ってる店舗を伺ってみた「西川電子で売ってるよ」とのこと。
ネジや工具を扱っている有名な専門店の二階にあった、以前から欲しかった日本製のものがあった、三種類の中で一番高額なものをチョイスした。
値段には必ず隠された理由がある、プロが使うものとして、安いものではいいものは作れない、今回も値段の違いは確かにあった。
それは付属品である、後から単品で購入すると高いのである、それが二つ付属されていた、安い方を選んだが為に、結局は安物買いの銭失いになる。
オーディオをやっていてつくづく思う、安い方でじゅうぶん、こんなものは結局、何処にもない。
しかしべらぼうに高いものは別である、あくまで使用目的の為に最適なものを選ぶことが大切である。
刃物ならば切れ味、挟むならばグリップ感や挟み加減等である、ドライバーもグリップ感が自分の手に合っているかが大切である。
ウエスタンスピリッツのオーディオシステムはほぼ新品で揃った、ただ二つターンテーブルのキャビネットとトーンアームである。
キャビネットは確かに使ってきたが、いいと思えるものが他にないからである。
トーンアームも再発売の噂はあるもののもう設計製造者は居ないのである、おなじレベルのものを作れる筈がない。
そう思ったからである。
昨日、注文していたシールド線と、1.6ミリPEW単線を受け取って来た。
総て揃った、後は私の努力次第である。