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この記事は、2018年11月7日に、FC2ブログからこちらのサイト(https://we-spirits.jp)へ
移転したものです。

深夜の小音量再生


今は夜中の二時です、また例のMCヘッドアンプを繋がない小音量再生で、静かにJAZZを聞いています。

最近音にリアルな柔らかさが出てきたので、私は止められなくなっている、音がクリアーで、周りは静かです…ここは、街道沿いのマンションの五階ですが、夜はたまに車が通る以外なんの音もしません、シィーンッ!

そこから極小音量で、Concordのレコードがかかる訳です、どれだけ素敵な事でしょう、お察しください。

しかもウォーレンバァシェの吹く、コルネットです、柔らかく強く滑らかです、カルコリンズのギターもジェイクハナのドラムスも脇役にまわり素敵です。

しかし、こんなに素敵な世界を、独り占めして良いのでしょうか?私はいつも思う、今は、聞こうと思っても、なかなか聞けないこれら一流の演奏を、ボリュームを触って聞ける事自体が、とても素敵な事と私は感じます、しかも静けさの中から鳴る訳でもう最高!

どんなにライヴに行ったとしても、こんなに優れた演奏を、最近なかなか聞けなくなった気がする。

レコードは、一流と認められたミュージシャンだけが、ベストな状態で録音出来る訳だ、そのレコードが良くない訳がない、そこにあるのは、録音レーベルの音や、ミキサーが意図した定位の違いだけだ。

しかも、オーディオにはボリュームが付いている、好きな音量で聞ける、こんなに贅沢な聞き方があるだろうか?昼間にボリュームを上げて、ガンガン聞くのも悪くはないが、静かな環境で、小さなボリュームで聞くのは、ハッタリのない音で硬派な感じがして良いと私は思う、何より耳が鍛えられる。

大きな音で鳴らさなければ低音を感じない、それは貴方のシステムが上手く鳴っていない証拠だ。

私はそう思う。

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