更なる素線径混合リッツ線ラインケーブル製作開始
このリッツ線ラインケーブルの実験は、総て一定の長さで行っている、ブログが公開される頃実験は更に先へ行っている。
最近少し頭が煮詰まっていた、前回の0.08ф90本0.12ф27本を気に入って聞いていた、しかしもう少し高域の量とのびが欲しくなった。
その前に0.08ф150本のリッツ線が、時間の経過と共に変化した音の素晴らしさに驚いた、単純にそのまま0.12фを27本追加して作ってみれば良かったのに、0.08ф150本の合計表面積を求め、0.08фを90本に減らして0.12ф27本を追加してしまったのである、確かに径はほぼ同じになったが、よく考えてみるとそんなものではないだろう、このブログをお読みになりお気付きの方も多かったと思う。
これでは折角求めた表皮効果の改善効果を無視してしまっている事に気が付いた。
0.08ф150本の音は高域がずば抜けていた、そのまま0.12фを27本追加して足りない低域の音の芯を足せば良かったのだ。
その前に作った0.08ф240本の音は、一言でいえば、うるさくなったし径はかなり太かった、今回は丁度、無理なく総ての素線に半田が熱と共にまわりやすい太さになった。
さてどうなるか?
リッツ線が色々分かって来ると、またネットワークのレベル調整が気になってきた、もっとクリアーな歪みのない世界がこの上に存在するのでは。