Soft Rights&Sweet Music
今日もオーディオとは別のレコードのお話です。
(USA盤)Concord CJ-300。
1986年に、Gerry Murrigan(バリトンサックス)とScott Hamilton(テナーサックス)が共演したアルバムである。
たまにネットオークションに出品されるが、直ぐに消えてしまう。あまり一般的には知られていないが、録音が良く、隠れた名盤である。ご存じの方も多いと思う。
特にB面の一曲目が、静かで渋くて私は好きなのだが。何度聞いてもパリトンサックスのリードのかすれたような太く強い音は魅力的である。
普段は太く強いスコットハミルトンのテナーサックスが、とても滑らかに柔らかく聞こえる。
ピアノもウッドベースもドラムスもとても魅力的な演奏をしているのだが。この二人の演奏の駆け引きで、他の楽器が霞んでしまう程である。
まるで男女が会話してるみたいに私には聞こえる。
プシュッ!…ゴクッ!…プハアーッ!…う~ん…今宵は、お酒が進みそうだ。