AL Cohn Overtones
1982年(米)Concord CJ-194
AL COHN-TENOR SAX
JOE COHN-GUHITAR
HANK JONES PIANO
GEORGE DUVIVIER
AKIRA TANA-DRUMS
以上のメンバーである。
聞いていて、カラッとした洒落た聞きやすい録音である。アル コーンとギターのジョン コーンが特に目立つが、この二人は兄弟かも知れない。
とても楽器が小さく定位する様に録られている。B面の一曲目に、とても低い風の様な低音が入っていた。貴方のオーディオ装置はその音が鳴るだろうか。低音もたっぷりしているが、全体的にクリアーである。
音には十分な広がりも奥行きもある。しかし上手く調整の出来ていないシステムで聞いたら、うるさくなるか、ボケておとなし過ぎるかいずれかだろう。
私のシステムではひたすらクリアーで滑らかでうるさくならない。定位が小さく、まるで弾いてるのが見える様に鳴った。
アル コーンのサックスはしなやかで透明な音で、強く渋く優しい。
お洒落で、かっこいいレコードです。