ネットワークはまだワニ口クリップで留めてるだけ。
私は大切な事をお伝えしていなかった。オーディオはとにかく時間がかかる。
でも急がばまわれである。まだ部屋の音響特性も分からないのに、総てを半田で留める気にはならない。この部屋ではもう少し時間がかかる。
なぜならまだまだ鳴り方が変化すると思うからだ。
私はLCネットワークを使用している。今度はパワーアンプからウーハー、ドライバー、ツィーターを各々総てダイレクトに繋ごうとネットワーク用の板を購入してある。
やってみなければ分からないが、とりあえず使ってみたかったチーク材をチョイスしてある。理由は特にないが、叩いてみてその時はチーク材が一番自分にしっくりきたからだった。
少ししたら、そのチーク材の上にネットワークを組み直してみる。その時に聞いて音を判断して、半田を決めたいと思っている。だからまだ未完成。
ただワニ口クリップで留めただけでは、エネルギーロスを起こしているのは分かっているが、避けては通れない工程である。
半田で留めると音は激変する反面、合わさった音が正確に鳴るため、失敗もある。
しかしその失敗もこの部屋で重なっていくノウハウに繋げたい。オーディオは本当に魔物である。
正しいものが良い音を鳴らすとは限らないが、いかにしてエネルギーロスを少なくするのかそれが腕のみせどころである。
今回の100㎏を超すオーディオラックもハウリングを起こしたが、何とか解決した。ハウリングは立派なエネルギーロスを引き起こす。