自分を超える
これが一番困難な事である、何故なら一番自分を理解出来ないのは他ならぬ自分だからである。
人は色々な経験をして育つ、しかし自分が可愛いが故に何時もカモフラージュしてしまう、そして自分の立ち位置を決めてしまう。
その為、自分が思っている以上の人物になれないのである「音は人なり」自分の器以上の音を鳴らすことは出来ないのである。
でも自分の駄目なところに気付き、それを認めてしまえばいい、それでもなかなか己を理解出来ないのが本音。
自分自身を超える事が時に大切になる、自分と言う壁をぶっ壊してみたい、何故ならもっと次の壁があり、更なる高嶺があるからである。
オーディオも同じである、何時も同じ方向ではいけない「これが俺の好きな音だから」そんなものぶっ壊してしまえばいい。
少なくとも私はそうしてきた、だから調整しやすいマルチシステムにしたのである。
しかしマルチシステムにしてみると、確かにメリットもあるが、別の粗も出てくる、決めつけないで冷静にシステムを見つめ考える。
ここが私の言う壁である、大体の方は今の音に満足している、それではいけない。