母の事
昨日無事に退院し老健へ入所出来ましたが、拡張型心筋症になっていました、拡張型心筋症とは何かの原因で心臓の壁が薄くなり、体内に血液を送る事が困難になるため、死亡率が高く急に心臓が止まってしまう事のある病気です。
老健でもあまり食事を食べないらしく、あまり良い状態ではないらしく少し心配です、そんな病気になっているとは我々は伺っていませんでしたのでびっくりしました。
一つ心配なのは何故、今までの病院はその事を我々に伝えず退院させたのかです、母は今86歳ですもう年齢も年齢ですからあまり治療の余地がないからなのか分かりませんが…
血圧も良く平熱で、顔色も悪くはないのです、私から見ると明らかに回復傾向です、それとも鼻からのチューブが外れ口からの食事を重視したのかよく分かりません。
こう次から次と色々あっては我々も休まる時がありません。
しかし更に我が家からは近くになりましたし、どの道我が家での介護はもう出来ないので施設で安静にしていた方が安全なのは確かです。
しかしこう願います『意味は分からなくてもいいからせめて来年始まる東京オリンピックを観てほしい』と。
施設内なのであまり場所による気温差はないようですが、これから冬になるので少し心配です、前の施設に入所して二回の入院を経験しました、施設へ入った頃は元気に歩いていてましたが入院してからは車椅子が楽なのを覚えてしまったからか歩かなくなり、今は脳梗塞の影響もあり歩けなくなりました、徘徊はなくなったものの別なリスクが増えました。
そして右半身麻痺があり失語症もあり話が出来なくなりました、それでも母は頑張っているのです『もうあまり頑張らなくても良いよ』そう言いたいです、母は穏やかで介護しやすいと思います。
後、残された道は特別養護老人ホーム(特養)の空きを待つことです、母さん、我々はずっとあなたに寄り添います、穏やかに過ごして下さい。
老健の方々、母を宜しくお願い致します。