カートリッヂに最適な温度
最近ウエスタンスピリッツのOrtfonカデンザBLUEの音がどうにも良くない、鳴らし始めから一時間ほど鳴らしているとその違和感はいつの間にか消えている、ここは関東千葉県の湾岸地域です、今年の一月は寒くて湿度も低い、聴く時はエアコンをかけて部屋を暖めておくのですが、湿度計はLLになっております。
カートリッヂは針先やカンチレバーを支えるのにダンパーで支えている、そのダンパーが室温が低いため固くなり上手く音溝を捉える事が出来ない為だと思う。
その為コイルも馴染みが低下するのだと個人的に思っています、その違和感のある音とは中域に寄っていて、伸びやかさも解放感も色気もない嫌なうるさい音なのです、エアコンも使わず快適な室温でもそれはいつもある現象ですが、冬の寒い室内では更に顕著になります。
針圧を上げたり色々試してみたのですがやはり待たなければならないようです、最初は新たに作ったケーブルが駄目なのかと思いましたが、新しいケーブルは更にそれを顕著に表現したのだと気付きました、もっとはっきり分かったのはCDPにはその様な事はないのです、確かに電源を入れて直ぐはCDPも鳴らし不足を感じますが、それとは違う聴くに耐えないほど酷いものです。
アナログは限られた貴族の遊びです、室温と慣らしを充分行ない冬は暖かいお部屋で楽しみましょう、そして暖まったらエアコンも切りましょう、とても大切な事ですね。
大切な最適室温をかきわすれました、個人的に23~25°くらいではないでしょうか。