時は戻って来ない
最近今がとても愛おしい、この家にこしてきて6年になりますあまり書いて来なかったが、色々ありました、悲しいこと辛いことどうにもならないと思えること、それでも何とかなってきた。
私はよく過去を振り返る、懐かしむ為ではなく、色々な事から決別するためです、最近おもう『先を向こう』と。
オーディオもそうです、色々経験してきて更に先を見たくなったのです、まだまだではありますがウエスタンスピリッツはそこそこの音を鳴らす事が出来た。
よく言われます『もうオーディオは限界まで鳴らしたので満足でしょう?これ以上やったらオーディオでなくなってしまう』と。
とんでもない、もっともっと鳴らしたい、何処まで行ってもオーディオに終わりはありません、それは機材を買い換えることではない。
今は書かないが機材を取っかえ引っかえして将来が見えるほどオーディオは甘い世界ではない、それどころか分からない事ばかりです。
確かにオーディオは機材の組み合わせで鳴っています、しかし何と何を組み合わせて揃え一喜一憂してる場合ではないと最近おもうのです。
アナログだデジタルだの低級な論争はもう卒業です、私はただアナログを鳴らすのが難しい、だから好きなのです。
自分で話すのも馬鹿みたいですが、私のような音をアナログでもデジタルでも鳴らす方はまずいません、ウエスタンスピリッツは特にアナログですが、鳴らなければ機材のせいにしないで、先ずはご自分の努力を疑ってほしいのです。
高価なものは良い音になる、みなさんはそう思っていると思います、私は実際にハイエンドのCDプレーヤーとマスタークロックジェネレーターを購入し使って来ました。
しかしどうしても音に納得出来なかった、音ではなく音楽を聴きたかったからである、特に日本の商品はスペックと耐久性にばかり気にして造られていてそれを究極と思い込んでいる。
その舞台裏が見えてしまったのです、今使っているCDプレーヤーは日本では購入出来ないUSAのエモーティバと言うメーカーの製品です、以前はアマゾンで購入出来たようですが、今はエモーティバから直に購入しなければなりません。
購入し届いた日聴き比べ直ぐに鳴り方の違いが分かった、想像どおり音楽が鳴ったのである、アナログとは違いますが、何処か似ています、それまで使ってきたハイエンドのCDの音などエモーティバとは比較にならなかった。
急に故障した時など安いものに買い換えた時、疑心暗鬼になり『やっぱり前の方が良かった』そう思うはず、私にはそれがないのです。
時は戻って来ない、ならば総てを自分の能力の限り理解し、更なる音と音楽を鳴らしたいのである。
そしてその真実を時が過ぎゆかぬ内に知りたいのです。