定位の問題。
今日は終戦記念日である。静かに過ごしたい。
やっと音は決まった、ここ二年色々調整をしていてすっかり定位の事まで頭が回らなかった、ここまで来たら後は定位をしっかりさせたい。
それはなぜか?
私は昔から立体定位に拘ってきた、二本のスピーカーが消えて、そこに奏者がいるかのような鳴り方等と言うものではなく、まるで見えるかのような鳴り方を私は求めている訳だ。
本当の立体音響の事だ、つまりは、スピーカーに対し私が右や左に移動して聞いたとする、本当にその通りに聞こえるのだ、横に行けばそのように、後ろにまわれば本当にその様な鳴り方に鳴るわけだ。
そしてそれは正面で聞いてもそれを充分に感じる。
前後左右上下に正しくピッタリ定位する様にスピーカーを合わせる訳だ、不思議な事にこれがしっかりあえば、その部屋独特の定在波が消える、正しく二本のスピーカーがおたがいの為に動作するため、音が格段に良くなる。
実はその定位こそがオーディオなのだ、こうなる様にアンプは作られている、よく考えてみてほしい、ちゃんと録音されたソースを良い悪いと人は言う。
確かにあまり芳しくないものも中にはある、しかし大体は上手くなる筈なのだ、録音の良いものしか鳴らない、そんなもの私は必要ないと思う。
大体は録音が悪いのではない、その人が鳴らせないだけだ。
鳴らせもしないのに、鳴らす努力もしないのに、まともに鳴る訳がない、それを録音が悪いとは何事だ、私はそれが言いたい。
だから私はマルチを否定している訳だ、位相が正確にあわせられるチャンネルデバイダーがあるらしいが、私は実際に使っている人の音を聞いたけど、全く位相はあっていなかった。
みんなの言っている位相ははっきり言って間違えている。
聞くのは貴方の耳なのです、そして貴方の耳であわせて本当に位相が合っていれば、誰が聞いても合っているのです。
左右の耳の特性がいくらずれていても、人はそのずれを脳が補整しているのです。
いくら自分が勝手に良いと思っていても、貴方の友人や第三者が聞いて定位していなければ、それはあっていないと言う事です。
ちゃんとあっていれば誰が聞いても妥協なくちゃんとそこに定位します。
スピーカーの後ろの壁や横の壁、天井や床や総てが影響しています。
私はそれを明日久しぶりにやってみよう!
そう思います。
やるのは明日、今から楽しみだ。
簡単ではないですよ。