ウエスタンスピリッツのケーブル理論その2
抜けていたので、付け加える。
オーディオは交流である。となれば、電気は芯線の表面を流れる事になる、直流ならば電気は全体均一に流れる、そして理想の絶縁体は空気である。
ウエスタンスピリッツは空気に近い被服にしたかったのだ、絹糸は軽く強く静電容量が低い、つまり余計な音色を付けないで絶縁出来る訳だ、今はもっと静電容量の少ない被服もあるが音が今一つよろしくない。
ケーブルを作るには広い知識がないと出来ない、色々語っても自分が使って良ければそれで良いのだが。
でも私はその振動までも見方につけたかったから他にも使ってみたが絹糸になった訳だ。
ラインケーブルの中は、電圧がほとんどで電流はあまり存在しない。
それに対しスピーカーケーブルは電流だから直流抵抗が低い方が良い。
その理論を勉強しその通りに作ってみても実際に耳で聞くと違う答えになるのが分かる。
オーディオケーブルで音が変わるのはわかる、では何故か?と聞かれると本当の事はあまり解明されていないのだ。
科学者に聞くとケーブルでそんなに変わる筈がないと言う。
でも我が家で聞いてもらうと変わるのが分かると話す。
概ね理論どおりなのだが私は最後の音を決めるところは耳で行っている。
端子もそれを繋げる半田もとても重要だ、端子はスイッチクラフトのロジュームメッキ(小さいタイプでなく普通のサイズ)の音が良い、一番噛み付きが優れていて、錆づらいのが良い。市販の端子はみんなガバガバで抜けやすく音に品がない。
半田は比較的アメリカ製が音に落ち着きがある。
今回、気になったので追加した。