トーンアーム端子の清掃
ヘッドシェルと噛むところ、入り口の端子の清掃をやった。
最近右側のチャンネルの音が少し弱いと思っていた。テスターで色々あたってみたが分からない、これは多分、例の端子の清掃だなと思いダメ元でやってみたのだ。
アームの入り口は繊細で接点不良になる事がが多いのだ。
見事大正解、先ずは大まかに四つ出た端子にベビー綿棒でマイクロコンパウンドを塗り、それを何度も綺麗に光るまで拭き取り、ティッシュを丸め中まで突っ込み磨き、同じようにティッシュにケイグの接点復活剤をぬり、同じように突っ込みグリグリと黒いのが付かなくなるまで拭き取る、とれなければ何度か繰り返す、これだけで見事復活である。
当たり前だが、全く違う音になった、全体的に元気な音になり、低域はしまり低い所までのびる、滑らかな中域と、ハリハリした高域がでた。
これでこそ新しく購入したフレッシュなデノンDL-103の太い爽やかな音である。
最近ご報告した音はいったいなんだったのだろうと思った。
誠にお恥ずかしい限りだが、やはり清掃は必要である。
知らないうちに少しずつ変化してゆくので実はなかなか気付かないのである。
特にウッドベースの低い所まで沈んでゆく様は圧巻である。
普段聞いているレコードが全く別物になる。
みなさんアームの入り口は小まめに清掃しましょう。