B&Wの配線結果その後。
一週間聞いていたら、シールドを施したウエスタンスピリッツケーブルは、かなりこなれて来たと連絡がきました。
そのお客様はスピーカーのサランネットをずっと付けたまま聞いてきた、これは個人的な事なので、私は本当はブログであまり書きたくないのですが、強く感じるので呟いてみます。
サランネットは外した方が音は良いと思います。
そのお客様にも実際に目の前で外して、聞いて頂きましたが、外した方が音は開放的になると話していました。
後日ピアノの音にしっかりエッヂが立ったと連絡もきました。
私も昔メーカーは、サランネットは付けた状態で音のバランスをとっていると思っていました。
しかし、どうやら違うみたいです、商品として販売するのにデザインと埃の侵入を気にしての事だと思いました。
ハイエンドオーディオショウ等では、サランネットを外した状態で鳴らしているブースが多い、ならばメーカーは少しでも良い音を聞いて頂き、少しでも売り上げに繋ぎたい筈だと思いました。
しかし、摩訶不思議です、サランネットを付けたら低音は抑えられるのでは?とも思いますが。
中高音がサランネットを外した事により、クリアーになったのでしょうか?
個人的な事も色々あるとは思いますが、私はサランネットを外すべきだと思ったのです。
話しはケーブルに戻りますが。
作りたてのケーブルは、音質の変化が著しい。
一進一退を繰り返します。
今の段階で何かを変えるとまた分からなくなってしまうのです。
お客様はやっとケーブルが馴染み、セッティングを追い込み、かなりの状態になったと連絡が来ました。
そうです、何かを変えたら、そのセッティングが重要になるのです。
以前はシールド無しのケーブルでした、今回はシールドしたケーブルに変わりました、当然低音はそのままのセッティングではブーミーになります、以前のセッティングとは異なる事が、これでご理解頂けるのではないでしょうか?
そのお客様はかなりのうるさ型です、正直今までは駄目だしの連続でした、今回駄目だしはありません。
大成功ではないでしょうか?
オーディオを仕事にしてきて、一番嬉しいご報告でした。