今までに鳴らなかったレコードレーベルが次々と
上手く鳴るようになりました、人は自分のシステムで上手く鳴らないレコードを、このレコードは音が悪いからと他人に言いふらす、本当にそうなのだろうか?でもそれは違うと私はずっと思ってきました、そしてその考え方は間違えていなかったと思います。
ただ自分が鳴らせないだけです、それは確かにジャズの古いレコードならば、オリジナルのモノラル盤にかなう筈がない、復刻版を聞くと音が僅かに飛んだり、歪んだりします、しかしオリジナルモノラル盤ではカートリッチとアームの調整さえしっかりしていればそんな事はまずない、でもやっぱりその中でも標準の音ってあります。
私はずっとそれを見つけたかったのです、三十年がむしゃらにあがいたおかげでやっと何とかその入り口迄は辿り着いたと思います。
いつ何を聞いてもまともな音ってあります、こんな音で入っていたのかと最近やっと分かって来ました、多分みなさんホーンシステムの人はドライバーの音が強すぎるのだと思います。
特にJBLはカタログや取り扱い説明書に書いてある音圧をオーディオマニアはみんな鵜呑みにし過ぎているのだと分かりました、だからホーンシステムは音がうるさいのではないか。
JBLはスピーカーユニットの能率が以外と低いのです、私の130Aなどは多分97デシベルあるかないかの能率だと言うことです、カタログでは101デシベル?となっています、そんなに高くないという事です。
でなければ我が家の様にドライバー(LE-85)をマイナス12デシベルに絞ってバランスする筈がありません、ボックスとか色々な条件もあり能率は一概に語れませんが。
あまりカタログデータを信じてはいけない!必ず自分の耳で聞いて色んな場面で総合的に判断されたし、好み好みと人は言う、追い込んでいったらそんな簡単なものでないことが分かってきて、好み等と言う逃げ口上は出て来ないと私は思う。
私はドライバーとツィーターをマイナス12デシベルにして、ENACOMを繋いでバランスしましたが、そこは各人のセンスだと思いますが、これってけっこう大変な事だと思います。
JBLだからクラシックは苦手?そんな事は絶対にありません、我が家の鳴り方がその証明だと思います。
何をかけても、録音された通りに鳴るようになったのではと自己満足しています、それは私がひたすら標準の音を追いかけた結果辿り着いた一つの答えだと思います。
それは、ボリュームを上げても、下げても鳴り方は、ほとんど変わらないことを意味します。
みんな、言い訳は止めて標準の音を出そう、貴方のオーディオはまだ鳴っていないし、まだまだ良い音になる筈です、私のシステムも含めて。