エディーゴメスのウッドベース
これは私の個人的な感想です。
他を圧倒するテクニックだと思います、実に色んなアルバムに参加しています。
有名なのはリバーサイド盤の、ビルエバンスとの共演でしょうが、私は1980年のオーレックスジャズフェスティバルとマンハッタンジャズクインテットのライヴインジャパンでの共演が特に優れていると思います、わざとに軽くネックを押さえて歪んだような音を出したり、低い低音弦の音をのばす独特な音は圧巻です。
ロンカーターも強烈ですが、エディーゴメスの音はそれすら圧倒していると思います。
とにかく音が大きくよく通ります、特に私はオーディオをやってますから、低音は外せません、私はオーディオは、もちろんそれだけではありませんが、何といっても低音再生の競争だと思っています。
上手くなっていないオーディオはだいたい低音のしまりがなく、下までのびないで躍動感が少ない、特にエディーゴメスのウッドベースが引き締まり低いところまで綺麗に沈み込み、クリアーに力強く鳴らないといけません。
エディーゴメスのウッドベースを聞く度に私はそう感じます。