ラーメン
私は、以前、自転車(ロードレーサー)に乗って東京都23区はもとより、世田谷を中心に関東100㎞圏を毎日注文が来て作ったケーブルを持って、軽いギヤをかけてガンガン走りまわっていました。
毎日平均100㎞位は走っていました、いく先々でその日に食べる美味しそうなラーメン屋さんをラーメン本でチェックしておき、食べてました、そして今はもうありませんが、荻窪の青梅街道沿いにあった丸福の大盛り卵チャーシューメンは今でも忘れる事は出来ません、
他の丸福(すぐ近くにある同じ暖簾の店舗)は、暖簾分けだかなんだか知らないけど、味が全く違うので私は二度と行きません、食べた後に喉が渇きますが、青梅街道沿いにあった店は、スープを全部のんでも喉が渇かなかった、醤油ラーメンで、モヤシが少し入っていて、最後に出す前に鶏の挽き肉の入ったスープを少しサラッとかけるのです、しっかりした味で、とても美味しかったです。
そしてもう一件外せないのが、何と言っても飯田橋のびぜん亭のチャーシューメンです、少し濃いめのあっさりした鶏ダシのスープで、バラ肉のチャーシューが絶品です、柔らかく濃いめの味付けでトロトロの柔らかさで、口の中で溶けてしまうのです。
次は永福町の大勝軒のチャーシューメンは昨今流行りのブシ系のスープとは一線を越えた味で、昔なじみの東京ラーメンって感じです、柚子の皮がちょっと入っていて、油はカメリア油を使っていて、最後に入れている、その油の幕がスープを冷めづらくしていて、気を付けないと熱湯で舌を火傷する事もあるので要注意です、それと何と言ってもそのラーメンの量です、ゆうに普通のラーメンの倍は軽くあります、大盛りも量の調整も一切ありません、メニューもラーメンとチャーシューメン、卵とメンマしかないのです、生卵はあまりに熱いので、それに麺を浸し、すき焼きの様に食べてる人も多いです、私はいつも必ずスープを完食しますが、みなさんは総て飲めるでしょうか?
もう一件は、小田急線の唐木田から徒歩三分の所にある峯来軒(ほうらいけん)です、ここは野菜ラーメンが有名ですが、私は水っぽいのであまり好きではありません、むしろ、その他のメニューにあるラーメン全部がとても美味しいです、餃子やチャーハンも美味しかったです、食べた後、五人に一人位が、ああー美味かった、幸せだ!と言ってカウンターにあいた丼を置いて帰りますが、食べる前にかなり並びます、普通のラーメン屋さんよりは早く開店して早く閉まってしまいます、でも是非一度お試しを。
私は多分ラーメン本に載ってる殆どを食べましたが、好き嫌いが分かれるところではないでしょうか?個人的には、接客の声だけでかく、黒い服を着て作っているような(何故か店内も真っ黒)最近の魚介系のドロドロスープ(特につけめん)は認めたくありません、食べていて最後の方で飽きてしまいます、それと、あまりにスープの見た目が汚い!店も汚い、体に悪そう。
個人的にはスープはスッキリ透き通っていなければラーメンではない(トンコツ系は別)と思っています。
トンコツ系では、調布か三鷹の三鷹通り沿いにあるバスラーメンと高円寺にあるザボンが旨いと思います。
しかし、たまに街中にある、古くひなびた普通の昔ながらの中華屋さんに、とんでもなくうまいラーメンがあります、探しませんか?本にも載っていない美味しいマイ、ラーメンを。