ターンテーブルを磨くと音が良くなる
磨く前ターンテーブルはかなりくすんで白っぽく汚れてました、とてもかわいそうでした、オーディオをやってるものとして磨くのが当たり前と思いました。
私のアナログプレーヤーはYAMAHA GT-750です、アルミ製で一年ほど前に一度磨いただけでした、見ていて気になったのでコンパウンドで磨いてみました、見た目だけでなく確かに音は静かで伸びやかに変わります、前回は錯覚?と思いましたが、やはり、かなり違います、錆びたものからは錆びた音しかしません。
重心が低く、ドッシリと落ち着いた音になるのです、そしてクリアーになるのです、ピアノの高域が本物っぽくかなり高い帯域迄のびるのです、弦が振動しむずむずした音が蘇りました。
以前も確か同じ感想でしたが、良くなった時オーディオは音が落ち着き、しっかり大地に根を生やして、滑らかさと帯域ののびを感じるのです。
S/N比が上がると言った方が分かりやすいのでしょうか?
楽器の分離がとても優れていて、静かな所から瞬時に全帯域が立ち上がる様に変化する感じです。
まるでカートリッヂの針先の頑固なホコリが総て取れたかのような、感じです。
磨いてもあまり変わらないようなターンテーブルならば意味はありませんが、たまには磨いてあげましょう、スッキリして音以前に気持ちが良いものです。
ターンテーブルシートもお忘れなく、私のはサエクSS300ですが、洗剤を付けて軽く擦ると、やはりかなり汚れていました、ゴム製のシートならば、中性洗剤でサッと水洗いすることにより、弾力がよみがえります、よってレコード盤が落ち着き音はしっとりします。
残った水分は必ずよく拭き取ってよく乾燥させて下さい。
因みに私はターンテーブルをマイクロコンパウンド(アルボン)で何度も磨いた後に、マジックリンで洗い流し、その後にアルコールで何度もコンパウンドの油を脱脂します。
この一仕事で、また音がかなり違います。