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この記事は、2018年11月7日に、FC2ブログからこちらのサイト(https://we-spirits.jp)へ
移転したものです。

シェルリード線丸一日目の音の変化

私はいつも朝起きて必ず、すぐに風呂に入る。

さて午前中十時だ、昨日つまらなかったシェルリード線、今日はどうなったのだろう。

聞いてみた、確かに昨日よりは魅力的な音を鳴らしてくれたが、何となく全体的にモヤがかかり、ヴァイオリンの高域もトゲがある、全体的に奥行きが昨日に比べ、なくなって平面的。

サックスの音は潤いが少なく、乾いた感じ。

低音は力なく、しまりがない。

パンチがなく、広がった感じもなくなった、薄っぺらい感じ。

午後四時になった、再度聞いてみた、少しクリアーになっていた、低音は少ししまり前に出てきた、ツィーターの音はかなり情報量が増えて、シンバルがシンシン鳴ってきた、もっとカツカツ鳴って奥行きがほしい、全体的に音の広がりはまだ少ない。

みなさんはだいたいここで外して元に戻してしまう、いやここまでは聞かないな、だから永遠にシステムが変わらない(進歩がない)のだ、今より先へ行こうとするならば、常に自分の殻を壊し続けて行く事だ。

これは半田をしてケーブルを作って丸一日目のいつもの特長と言っていい、明日は全体的に少し曇ってくる筈だ、明後日、丸三日たった72時間後に、今回作ったシェルリード線の真価がやっと分かるのだ。

そこからだいたい丸三日間の細かな変化がある、後はどんどん馴染んでくる、例え三センチに満たないシェルリード線でもラインケーブルやスピーカーケーブル同様にエージングに時間がかかることになるのである、長さは関係ない。

オーディオは難しい、簡単に答えは出ない、だからと言って半田をしなければ、そのうちに接触不良を起こすのが関の山だ。

待てない人間イコールオーディオは出来ない、変えた時の変化を楽しむ、それもオーディオの醍醐味だと私は思う。

今の音が最高、ならば永遠とそこに止まって勝手に楽しんでいればいい、いつかやろう、それは二度とやらないと言うこと、私はまだまだ先へ行きます、それは今こそが大切といつも私は思うからである。

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