素線径混合リッツ線製作開始
このリッツ線実験は総て同じ長さで行っている、このブログが公開される頃は、もう次のステップへ進んでいる。
ご確認下さい、少し分かりやすい様にタバコの箱を横に並べてみました、携帯で撮った為ピンボケになっている、申し訳ない、でも写真がないよりはましだろう、これが0.08ф90本と0.12ф27本を切り出し、合わせたところ、まだ完成にはほど遠い。
0.08фは30本の束になってピンクの被膜が三本です、分かりにくいかもしれない、0.12фはご覧になりお分かりになると思う、髪の毛位の太さ。
一本一本切ってるのでは、長さが正確に切れない、時間もかかり過ぎる、さて、これをどうやって作ったのでしょう?0.12фは極細で繊細、ちょっとのテンションですぐに切れてしまう為、とても難易度があり長さを計り、カットしても細いので、すぐにバネの様にヨレヨレになります。
先ずはそこをクリアーしなければならない、でも何とか出来た。
何故ここまでして、馬鹿みたいにたくさんリッツ線を作るのか?いつまでも保守的なメーカーに任せてはおけないのと各々音が違うからです。
計算と経験に裏打ちされた、素線の径と数、合計表面積、そして合計断面積、これらが合わさったサウンドは、今までにない絹巻きの作り方で、いったい音はどうなるのか、何だか久しぶりにワクワクします、これから緻密な作業が始まります。
今回0.08фを90本、プラス0.12фを27本、合計本数117本、0.12фを23%追加した。
広く綺麗な響きの0.08ф90本の音、27本合わさる事により低音が太くクリアーにのびて、強く芯のある音になる0.27ф、今回の素線径複合リッツ線はかなり期待大です。
こうご期待。