新居の建築確認が通った
二月六日、東京は雪だった。寒い中、新居の建築確認が通った。ちゃんとしたビルダーさんなので、なんの心配もなかった。
これから多分十日~二週間位で総ての工程が終ると思う。エアコンはまだ付いてなかった。そしてリスニングルームの鉄の扉は私の肩の高さ位しかない。とても重かった。100㎏は確実にある。しかも白く塗られていた(笑)
いよいよである。私の人生をかけた、約十六畳の少し変わった形のリスニングルームが出来る。イメージは少し暗い山小屋風である。
オーディオに合わせて部屋は作れない。しかしオーディオの音は、部屋に合わせ、セッティングで決める事が出来る。部屋をオーディオに合わせるのではない。オーディオを部屋の特性に合わせ、セッティングで追い込み。これから良い音にするのだ。まだ壁も張られていない、カーペットも敷かれていない、めちゃめちゃライヴな響きだった。
今まで悪戦苦闘した狭い部屋での経験と実験結果を、細かく書き溜めておいた大学ノートのバイブルは、これから私のオーディオ構築の羅針盤になってくれるだろう。
しかし今の狭い部屋で上手く鳴ったからと言って、広い部屋が必ずしもオーディオに有利になる訳ではない。良い音にするのは簡単ではないことを、私は今までの経験で分かっている。
スペースは今の約三倍に増える事になる。その空間は時に色んな悪戯をする。
さてどうなるだろう、かかって来いっ!新居っ!うけてたってやる。