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この記事は、2018年11月7日に、FC2ブログからこちらのサイト(https://we-spirits.jp)へ
移転したものです。

THE PHIL WOODS QUINTET・BOUQUET



1987年(米)Concord CJ-377

PHIL WOODS-alto saxophone&clarinet

HAL GALPER-piano

STEVE GILMORE-bass

BILL GOODWIN-drums

TOM HARRELL-trunpet&flugeliorn

フィルウッズは確かに有名だ。しかしこのレコードは奏者一人一人総ての演奏とトータルで、録音が抜群に秀でている。

レコーディングエンジニアはなんと日本人である。Hatsuro Takanamiとなっている。リミックスエンジニアはPhil Edwardsだが、やはりマスターが大切だろうと思う。

しかし、たくさんのレコードを私は聞いてきた。ジャズの中では多分このレコードの録音が一番だと思う。このレコードが大した音で鳴らなかったり、うるさくなるようならば、間違いなくシステムのどこかに問題がある。これは我が家だけに限らず、どこにこのレコードを持参して聞いてもこのレコードが上手くならないオーディオシステムは、必ず不備が見つかった。

その位素晴らしい録音である。どこの何がでなく総てが見張らせるかの様な。一切隙のない録音である。

楽器の定位の仕方、その大きさ。奥行きや広がり。低音の量とのび。何をとっても素晴らしい。

このブーケもなかなか出てこない。見つけたら奇跡だと思う。銀行に走ってでもその場で即、購入すべきである。

(米)Concord CJ-377は奇跡のレコードである。日本盤では駄目です。

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