ノイズカットトランス一次側のワイアーを1.6㎜фにした。
前回交換した2.6㎜ф単線ワイアーは、音が濁った、多分太すぎるのである。聞いている内にドライバーの音の鮮度が落ちて、低域はモコモコしだした。繋いだ時は良かったのに。このままではツィーターの有無や、繋がったドライバーの音を正確に掴めない、そう思った。
最近手に入れた純度の高い1.6㎜ф単線ワイアーに繋ぎ換えた。
いきなりクリアーである。音が止まった瞬時に特にウーハーの制動が利き、ピタリと止まり、その後に広がりの様な雰囲気のある音があるのに気が付いた。所謂切れの良さと奥行きと空間表現みたいなものである。それが何ともカッコいい。
トランス一次側で、ケーブルを変えても音が変わらないは全くのデマである。ここも太さで全く違うと言う事である。
そして耳に絡んでいた音が綺麗サッパリなくなった、これは好ましい事である。
常に止まっていてはいけない、答えがないいじょう私は足掻き続ける。
システムによってその数値は異なると思うが、絶対にトータルバランスでの一点は存在する。
しかし前回までの2.6㎜ф単線は約三週間は聞き込んだ、その位聞き込まないと答えは出せない、ここは面倒だが、事実変化するのだから仕方がない。
少しこのままで聞いてみよう。しかし次から次へと不備が発覚する。更なる高嶺に近づいてきた証拠である。この様な積み重ねが大切である。何となくうっすら総てが見えてきた。