エネルギーロスを減らす為に行った実験の数々
先ずは四年前に遡る、先ずは電源ケーブルからだった。
次にネットワークをたくさん作った。
そしてアナログプレーヤーである、下に付いているゴムの足をとり、そこに敷く音の良い木材を探した。青黒檀だった。
次にカートリッヂとヘッドシェルの間に青黒檀で加工したベースを作り、挟んだ。シェルのリード線をリッツ線で作り、配線した。
そして、トーンアームの内部配線もリッツ線を作り配線した。次にそのトーンアームの内部配線をPUケーブルに直に半田付けした。
なので、私のトーンアームには5ピンの端子はもう存在しない。音にエネルギーロスがなく静かになり、えらく変わった。水平やラテラルの調整や針圧は神経質に調整している。
次に、私はDENONのMCヘッドアンプである、その電源ケーブルが気に食わないので、ウエスタン16GAを半田して内部から交換した。音は肉厚になりスッキリして変化は凄まじかった。
次にJBL LE85のダイアフラムをラジアンに交換と同時に、端子からリード線を外して引き出し、そこに直にリッツ線で作ったスピーカーケーブルを半田で繋いだ。この音の変化は凄かった。
次にJBL130Aのリード線を端子から切り離し、そこにリッツ線で作ったスピーカーケーブルを直に半田した。リード線に直に半田をすると他がしっかりしてないと効果は薄いが、私は全く違った次元に来れた。
なのでもうJBL LE85にも130Aにも入力端子はない。リード線に直に半田したから必要ないのである。これにより接点は劇的に減るのである。
そして、LE85の端子を外した穴は空気が漏れないようにしっかり塞いである。当然溶けたウレタンを厚さを吟味してフェルトに交換した。
そしてホーンはこの間、五本は取り替えた、今は音が優れているので、コーラルのAH-500を使っている。
そしてツィーターも7~8本取り替えた。総て駄目だったが、今は、最後に繋げたTechnicsのEAS-9HH42であるJBL LE85との繋がりがピカ一である。
しかし、これら一つ一つのユニット構成だけをみて真似しても、貴方がどんなにベテランでも、実際に聞いてみないと私の音は絶対に分からない、ネットワークや他の所がしっかりしている為に、あり得ない位の鳴り方に鳴っているからである。
そして私のアンプはCROWNである。その電源ケーブルも内部配線もラインも総て古い半田を吸い取り外し、新たな選ばれたる半田で、リッツ線で作って固めている。電源はウエスタン16GAで総てシンプルに半田付けしている。
今たくさん書いた内容、そのつどにケーブルは進化していったのである。今は電源ケーブルを除き総てプラスだけリッツ線になっている。そのリッツ線はマイナスが総て1.6㎜ф単線である。
そしてオーディオラックの底板とスピーカーボックスの底板はキャスターで留まっている。そのキャスターと底板の間には耐震ジェルがガッチリと入っている、たまに覗いて見るが全く潰れてはいない。これによりスピーカーからの振動は適度に止まり、ハウリングがなくなった。
そして新居の電源は家電とは完全に独立しており、一つ一つに総て小さなブレーカーを入れて、完全に個別化している200V30Aである。
そこに一つ一つ総てに単独で用量の大きな低磁束ノイズカットトランスを入れたのである。
そしてネットワークをスリーウェイ高中低域と各々個別に響きの優れたチークの板に分けて作り、極限まで部品定数と品位を追い込んだのである。そしてネットワークをスピーカーボックスから絶縁し、後ろの壁に吊ったのである。これら総てはエネルギーロスを減らす為である。
どうだろう、ここまでやっても、部屋が新しいため、後一年間はなかなか良い音には鳴らないのである。
正直ここまでやったアホがいるだろうか、実際に見た人はみなさん呆れて溜め息をついている(笑)
しかし、この一つ一つが後に必ず間違いなく効いてくるのである。
凄い音になった。