オーディオの音を磨こう
そこそこ鳴れば良い、それではつまらないだろう、そう思う。良い音でお酒を片手に聞く音楽は格別である。
そして悪い音は聞いていて退屈である。レコードを両面聞いていられない。ずっと思っている、なぜみなさんは片面しか聞かないのだろう。試聴ならば時間がないので分かるが、やはりレコードは両面聞くものではないだろうか?
私はオーディオが生業(なりわい)なので徹底的に実験しているが、肝心なところ以外は殆ど百均で揃えたもので行っている。ある意味お金をかけない挑戦でもある。
仕事の為とは言え私も何時かは引退する。それからの引退後の人生を楽しいものにするためにもオーディオ構築は欠かせない。
誰だって楽に良い音を鳴らしたい、私もそうである。
しかし運命は私に楽をさせてはくれないようである。数年前私は気が付いた、接点をしっかりさせるとエネルギーロスが減り音質が向上する事を。
つまり端末処理である。オーディオを見渡してみてほしい。カートリッヂやCDが情報を受けとり、どれだけの距離を通ってスピーカーに届くのかを。色んな部品を通り、多分何㎞も先へ電気信号を届け続けているようなものだ。
ウエスタンスピリッツの接点の数は、多分普通のオーディオの半分以下になるだろう。だから異次元のオーディオ構築は出来たのだと思っている。
よりよい部品を使うのも、高価な機材を購入するのも総てはエネルギーロスを減らす為なのである。
私はブランド思考ではない、出来るだけお金を使わずに音を良くしたい。
常に接点の錆を落としたり綺麗にしておく事で良い音は維持される。
音の良いシステムで聞く音楽は気持ちの良いものである。