CDの音のチェック
電磁波の吸収実験と、スピーカーのリスニングポイントが決まったので、うるさがたのお客様をお呼びした。
やっと決まったものの、例のごとく自分の耳だけでは不安である。自分で行った実験の結果なので、自画自賛ではいただけない。ここは、やはりズバリ言ってくれる方の試聴が大切である。
思ったとおりだった。CDで、インバル指揮のマーラー交響曲第五番をリピートしておいた。そしてマンハッタンジャズクィンテットや他数枚を再生した。
その後アナログに切り替え、十八番のアートペッパーのミーツザリズムセクションをかけた。私も気が付いていた。アナログがCDに負けている事を。
お客様に聞いた、分かりますかと。「うんっ」と頷いた。今まで優れていた筈のアナログはCD程の感動はもうないのである。
その方は輸入盤のクラシックをお金をかけて集めて来た。まだ認めたくないのであるが、もう脳が分かってしまったのだ。
私も例の富士宮の怪人の整った6ウェイマルチをはじめて聞いて、自宅に帰って来た時と同じである。
認めたくはないが、もうどうにもならないのである。良いと思っていた過去の音は完全に崩壊した。
オーディオがいかに電磁波にやられていたのかがこれで完全に証明されたのである。CDは電源を切っても、コンセントから抜いても電磁波を撒き散らしている事を。
電源からだけならば、コンセントから抜けば音は変わる筈である。ところが抜いても変化なし。コンセントから抜いてもCDは電磁波を撒き散らしているのが分かった。
これはこれから面白い事になりそうである。やはり総てに電磁波を減らしたオーディオシステムでCDは、アナログを完全に越えた。
スタジオでマスターテープを聞いた時あまりの素晴らしさに息を呑んだ。CDと言う商品になり、一般家庭で再生した音は実に酷い音である。
何故なんだろう?ずっと考えていた。実はアナログもそうだった、私が気違いの様に色々実験して今の様に鳴ったのである。
CDはどんなに高価な機種を持っていても殆ど再生されてないのである。そのままではアナログに勝てない。ネットオーディオ等更に同じである。
原因と対処の仕方とセンスで音は決まる。私は変化がない事をブログに書かない。認めたくない気持ちは分かる、しかし我が家ではCDはアナログを越えた。
アナログも電磁波を減らす処理を行ったのにも関わらずである。その時はアナログがまだ上と感じていた。しかし驚く事に、CDは更に鳴ってきたのである。そしてウエスタンスピリッツは、重低音の再生もスピーカーからの距離で上手く解決出来た。そこも今日ご試聴願った。
しかし問題は、CDやデジタル機器の電磁波である。オーディオは電磁波をたくさん出して、盛大に浴びて、自ら音を汚している。
こんな試聴結果となった。