CDとアナログを色々聞き比べていた
やはり最近のCDの音は、とても情報量があり聞いていて楽しい。特に2005年位から現代迄の盤である。
この音源をそのままアナログレコードにしたら、録音レベルが高過ぎ、多分まともにトレース出来ないのではないだろうか?ふとそんな事を考えていた。
しかし1950年代から2000年位迄の録音ならば、やはり音はアナログに軍配があがると思う。
特に1977年から1980年代の録音は、各々のレーベルに音の特徴があって面白い。
それにしてもである。電磁波を吸収シートで対策を講じてCDの音は格段に良くなった。アナログに酷似するのである。
ダックをいじるとか、クロックをいじるとか、トランスポートの抑振対策をするとか、対策は色々あり私もやってみたが、あまり効果はない。やはり電磁波を外に飛ばさない、または受けない為の対策を講じなければ、音質は真の意味で向上しない。
電磁波対策はオカルトでも何でもない。やはり電磁波はかなり問題である。しかし、多分メーカーはやらないだろう、それで売り上げがストップしてしまうからである。それ程の違いになるからである。
良い音を鳴らそうと買い換えを繰り返しても、お金がかかり、音は大して変わらない。早く気付いた者の勝ちである。
CDは、昔のビデオとは違い、世界的に決められた規格の世界である、あまり安くても問題だが、昨今のオーディオ機器は値段が高価過ぎると思う。
私は、凄い、究極と言われる方のハイエンドを随分たくさん聞かせて頂いたが、残念ながらあまり誉められたシステムはなかった。音が綺麗なだけで、脂ののった旨味がないのである。
貴方が知らないだけと言われても、良くないものは良くない。やはりその人の人生が感動的に鳴るシステムが個人的に好きだ。
何の努力もしないで、ただ高いものを購入され聞かされても、こちらには何の感動もない。しかし本来、なかなか鳴らない筈の難しいシステムを自分なりに上手く鳴らされたシステムは、何度聞いても感動する。
その最たるものの一つに私のJBLは君臨する。デジタル、アナログ、色々あるが。上手く鳴らすには、やはりセンスと経験でしかない。
オーディオは使っている機材で音が決まるのではなく。やはりどうしたら上手く鳴るのかを考え、日々色々積み重ねていく事が大切である。
貴方のシステムにはまだ更に先がある。
CDやアナログをたくさん聞き比べて、ソフトの録音年代を考えてそう思った。
CDは短時間ならば、電磁波対策をしっかりしていれば、かなりのレベル迄鳴る。それに対しアナログは音が暖かく更に優れ、長い時間聞いていられる。こんな違いを両者に感じた。