N.S.Pのレコードと古いレコードのお掃除の仕方
この方法も千葉のIさんからの情報である。そして1973年の古いN.S.P(ニュー・サディスティック・ピンク)のファーストアルバム。
私は昭和34年、1959年の生まれである。一番多感な時期にこのグループは突然出てきた。今となってはなぜこんなダサい曲が流行ったのか分からないが、突然聞きたくなり、かけてみた。
かなり汚く、静電気を帯びて所々音が飛んだ、酷くて聞いていられなかった。
今日たまたま出かける用事が出来たので、百均に行ってIさんから伺った洗ったお皿を数枚乾かす時に立て掛けておく、お皿スタンドを購入してきた。洗ったレコードを乾燥するまで立て掛けておくためである。
でもこの商品はIさんが指定されたものとは少し違うが、取り敢えず百円なので購入してきた。Iさんはもう少し工夫されていた。
そしてIさんに頂いた激落ちふきんを持って台所へ行き、レコードを水洗いした、レコードを洗い濡れた劇落ちふきんを固く絞り、濡れたレコードを軽く拭き取り、お皿スタンドに立て掛けて乾燥を待つだけ、大体40分程で乾くと思う。
一つアドバイス、お皿スタンドの頂点がレコードに触れるので、本来はコーティングされたスタンドが良い、私は紙テープをはってみた。
そして、ナガオカのスタットバン562を吹き掛け、聞いてみた、静電気もなくなり音は静かになっていた。そして音飛びがなくなっていたのである。
N.S.Pのレコードは古いが故に、今の音楽の様にガチャガチャした作った雰囲気がなく、とても自然でシンプルで聞きやすかった。
私は今でも(さようなら)が好きである。覚えてる方はいらっしゃるだろうか。学芸会の様なレベルの語りや演奏は、とても懐かしさを覚えた。
やっぱり昭和だな、良いレコードだったんだな…
そしてN.S.PⅡとN.S.PⅢのひとやすみも洗って聞いた。Ⅱを聞いて驚いた、これが同じグループのレコードなのかと思った。
リードギターの演奏も歌も素晴らしく上手いのである。と、思い、ジャケットを良く見るとギターはCHAも参加していた、どことなくリッチー・ブラック・モアの音に似てると思った。ⅡのB面の一曲目が、井上陽水の曲の作りと似てると思ったのは私だけだろうか?
NSPは、今、どうしてるだろうか。