もう後悔はしたくない
若い頃オーディオが流行っていて間違いだらけの情報がたくさんあった。
特にJBLはドンシャリ(音質が、ドンドンシャリシャリの意味)でジャズしか鳴らない。わたしも同じに思っていた。やがて自ずと人とは違う方向へ思考が傾いた。鳴らないのでなく鳴らせないだけなのでは?と。
そして、様々な録音年代やジャンルやレコード会社の音の差に苦しんだ。しかし、そんなに特殊なレコードをレコード会社は作るのだろうか?そこに気が付いた。
確かにジャズはバンゲルダー録音の様に、独特なレコードが存在する。しかし、その独特なレコードも調整の整ったシステムで聞いたら全く質が違うと分かった。
やはり、今になってシステムもレコードも、こちらが鳴らせないだけと言う私の考えは間違えていなかったと思う。
でも未だに殆んどの方は気が付いていない。高価なものを使えば音が良くなると思われている、これが悲劇の始まりなので、井の中の蛙になっているからである。
確かに質も大切である。しかし、まだまだ誰も使い切れていない、だから機材にお金をかける。これが現状ではないだろうか。値段が総てではあまりに悲しいと思う。
私は何にも知らずに死んでいくのが嫌なのである。せっかくこんな素敵なオーディオと出会ったのである。
本当の真実が知りたい。知らずに語るより、実際行った結果をこのブログに呟いて来た。これからもウエスタンスピリッツは変わらない。
もう、若い頃の様に後悔はしたくないからである。