発泡酒 糖質ゼロ プリン体ゼロ
プリン体ゼロ、果たしてどうなのだろうか?私は昔、痛風を四回患っている。十日間位は冷やして横になっている他はない。風にあたったくらいで痛いと言う病名らしい。特に足の親指の付け根が腫れ上がり痛い。
当然寝返りをうっても痛みで目が覚める。親指の付け根が腫れ上がっているので靴もサンダルもそこが強くあたるので履けない。
病院に行くと、レントゲン検査をされ、尿酸値を調べられる。例外もあろうかと思うが、尿酸値を薬で下げても血管に刺さった単一結晶体が溶けてなくなるまで痛みは止まらない。その単一結晶体の正体はプリン体によって作られる可能性があるらしい。
そしてそのままの生活を改善せずに送っていると、やがて腎不全をおこし、最悪の場合足が壊死して腐っていき、切断せざるを得なくなるかも知れない、もっと最悪は腎臓透析となる。週に三回機械に繋がれ、身体中の血液を人工的に濾過しなければ生命を保てなくなる。しかし先に説明した足の切断をしても助からない事が多い。思っているより恐ろしい結果になる。
失明する可能性、心筋梗塞、くも膜下出血、脳梗塞、脳内出血を起こす可能性がある。これら総ては糖尿病と密接な関係がある。痛風になったからと総ての方が糖尿病になるわけではないが。つまり生活習慣が鍵となる。
喫煙、暴飲暴食、味の濃いもの(塩分や糖分)を好み、時間がないからと、早食いをされる方に多いと聞く。簡単に話すと、若い頃パワフルでエネルギッシュな人ほど陥り易いと分析出来る。
話は糖質とプリン体に戻る、上記を真剣に読んでいればご理解いただけると思うが、いくら値がゼロとは言ってもやはり飲みすぎれば、アルコール飲料なので安全ではなく、以前の私の様にやはりそれでもちゃんと痛風になるのである。
アルコールを飲むと体の中でアルコールを分解しようと尿酸が作られその尿酸は排泄されづらくなるのである。これが結果腎臓を痛める事になる。
よって結果は同じ、痛風になる。しかし理不尽な事にこれには個人差がある。誰にも例外はない、早いか遅いかただそれだけである。
奥様やお子様がいらっしゃるのならば尚更のこと、おきを付けあそばせ。そして貴方には友や大切なご両親がいらっしゃる。話すまでもないだろう。
飲みすぎて良い事は一つもない。スナックのお姉ちゃんの売り上げがあがり喜ぶ位のものである。
安くてまずい酒をたくさん飲むならば、少し高級なお酒を飲み、早く眠る事である。素敵な音楽と少量の美味しいお酒と肴、そして、たっぷりの睡眠、これほど健康的な事はない。
糖質がゼロでも、プリン体がゼロでも、全く意味はない。単なるメーカーの販売戦略である、安くて旨いものはない。
最後に一言、数ある発泡酒の中で、一番ビールに似ているのは、誰が何と言っても、クリアーアサヒだと個人的に思う。
糖質やプリン体を削った発泡酒は美味しくない。最近安い居酒屋では生ビールと称して発泡酒を出している。帰りにゲップがたくさんでてしゃっくりが止まらず胸焼けするのは、その為である。
私は一口で分かる。ではどう違うのか、喉ごしが引っ掛かり、なかなか飲み込めない、キリンの一番搾りを飲んでみて欲しい。ビールが嫌いならば仕方がないが、誰にでも分かる筈である。
喉ごしが滑らかで、味も風味も全く違う。発泡酒を飲むと味が物足りない為、鶏の唐揚げの様な脂っこいものがたくさん食べたくなる。一番搾りは味がしっかりしていて、その様な事にはならない。
私はラガーよりは、同じキリンの一番搾りが旨いと思う。うまいは甘いである。
しかし、飲みすぎれば高価なお酒もビールもみな同じである。
皆さん、お体大切に。