英ちゃんの目
今日はオーディオとは関係のない、個人的な母のお話ですが、少しお付き合いいただけたら幸いです。母は両目とも白内障だった。
一昨日、母は残った左目の手術をうけた。その前に右目の手術を終えていた。
そして先にうけた術後の右目の視力は1.0になっていた。更に願って左目の手術もうけたのである。
そして一晩入院して、今日無事眼帯が取れ、本日我が家に帰って来たのである。
やはり視界がすっきりしたようである。しかし、想像どおりやはり以前作った眼鏡をかけていた。今は回復した全く違う筈の視力でその眼鏡はもうあうはずがないのに。
母はずっとそうなのだ、以前からの習慣を変える事が出来ないのである。
映像は脳が感じるものなので、まだ視力が安定しないのだと思う。しかし確かに母は性格も変わった。
目が良く見える様になると、たくさんの情報が脳に入って来るようになる為と思う。
しかし、今回手術したばかりなので、まだ目に傷があるし、脳も慣れてないため違和感があり、まだ100%感じる事が出来ないのだと思う。
これからである、少しずつ視界が開けて来ると思う。これでやっと2014年の大きなイベントが終わった。
そして母の希望で、夜はお寿司をとって四人でお祝いしようとなった。母の答えは総て聞きやすくシンプルになっていた。
後はクリスマス、年の暮れと、年始は、家族四人で楽しく過ごす事が出来そうである。
しかし、両親は歳をとっている、体のあちこちガタが来ていると思う。来年は何が待っているだろうか。
今年は夏から自分の体も壊れ、あまりオーディオに時間をさけなかった。
ウエスタンスピリッツのオーディオシステムは、もう上手く鳴っていて、世間一般的なレベルならば、とうに終わったようなものであるが。来年は更に改善したいものである。
母さん、俺たちがいるからもう大丈夫!必ず元気にしてみせる。年末年始のイベントが楽しみである。
そしてもう一度、東京オリンピックを四人で観よう。父も母も、一生の内に二回、東京オリンピックを観られるかもしれない。そして、二回新築に住むことが出来た、幸せな方だと思う。
父よ母よ、愛しているよ。あなた方が若い頃私に言ってきたその言葉を、今、そっくり返します。静かに暮らそう。