音を良くするには経験とセンスを磨くしかない
常にそう話し、過去からたくさんの情報や実験結果を書いてきた。
このブログを過去からお暇な時で構わないので総て読んでほしい。私はずっと呟いて来た。
しかし、ウエスタンスピリッツは、普通は白黒の淡い水彩画の様なJBLの音から、ディテールのしっかりある濃い絵画の様な見えるような音を鳴らす事に成功した。
私は正直、電気の基本が出来ているとは言えない。
しかし、最近誰もが話す、貴方は何故この様な音が鳴らせたのだろうかと。私は何度でも話す「経験とセンスだ」と。そして、今ならはっきり話せる、貴方が良いと思って聞いてる音はまだまだおもちゃの様な音なのだと。
言葉が悪いが、それが一般のオーディオレベルなのである。使っている機材の値段と多少のスペックの差を聞いてるに過ぎない、これが一般的なのである。
どんなに優れた機材を使おうとウエスタンスピリッツの音の様にならないのである。
再生周波数の広い優れたスピーカーほど低音振動を床に伝え、更にオーディオラックや機材にその振動を伝えて音楽信号を汚し、スピーカー自体を鳴らなくしているのである。
端正に鳴ったスピーカーは、今まで歪んでいたと思っていたレコードまで歪んでない亊が分かるほどなのである。しかし、これは大変な事である。
このブログを真剣にお読みになり、同じようにされた方が何人かいらっしゃる。あまりの違いに驚いたと連絡が来る。しかし、中にはご自分で勝手に私の失敗例を真似て、自分にはオーディオが出来ないと仰った方が過去にいらした。
だから順序があるので真剣に読んでほしいと書いてきたのに、その時は心外で夜も眠れなかった。
成功例だけを真剣に読まれていたならその方のオーディオシステムはさぞご立派な音になっただろうと今でも思う。私は部品定数までシビアにお伝えしたのにである。
ハッキリ言いたい、経験もセンスもないならば、私が公開した通りに行ったならば失敗はない。
私は現に鳴らしたのだから。ついつい熱くなるが、それがウエスタンスピリッツが努力して積み上げた自信と経験とセンスなのである。
お疑いならば、ウエスタンスピリッツで、ご試聴いただければ良いだけの亊である。私は色んな意見や感想が聞きたい、そして一言も反論するつもりもない。
でもこの音を聞いたら、ご帰宅され多分ご自分のシステムを少しのあいだ、聞けなくなる筈である。
でも、聞いたのだからそこから磨いていけば良いだけである、人間そんな経験も必要である。しかし、過去の私にはそんな目標すらなかったのである。本当に鳴ったオーディオがどんな音なのか聞いてみてほしいと思う。
スケジュールが合う限り何時でもどうぞ。