アナログはなぜ優れているのか
主観で書きます。オーディオ機材の中で、アナログのカートリッヂとトーンアームだけが電源を必要としません。
ターンテーブルを回す、モーターや制御回路に必要な電源だけです。特にモーターは、パルスノイズを発生させます。
しかし、カートリッヂは自家発電です。トーンアームは慣性で動きます。なので、他の機材からの影響も受けづらく、また他の機材の電源を汚さないのです。
理屈を冷静に考えてみると、答えは簡単に出るのですが、なぜアナログはデジタルより音が優れているのか、皆さんは以外とご存知ないようです。
そして、話は少しそれますが。鳴らないオーディオに限って付帯音対策(抑振)をやり過ぎています。響きは適度に残ってなければなりません。止め過ぎると、何の面白味もない、つまらない音になってしまいます。つまり、そこがセンスなのです。
そして素敵な低音の正体は付帯音なのです「オーディオをとことん突き詰めて鳴らすと、低音はあまり感じない筈だ」と話された方がいらっしゃいました、とんでもない誤解です。
カレーを作る時に、ひとかけらのチョコレートを隠し味に入れると何とも言えないコクのある味になります。これと一緒です、西瓜「すいか」に少しの塩、とも言えます。
話がそれましたが、アナログは、他の機材の影響も受けず、電源を汚さないので、アナログは音がクッキリしていて柔らかく、クリアーな音質になるのです。