ウエスタンスピリッツのモニター応募
ウエスタンスピリッツは、完成させたリッツ線のオーディオケーブルを、一ヶ月無料でモニター応募を募っております。色んなご意見が欲しいのです。
貴方がご負担になるのは、返却時の送料だけです。
では、何故リッツ線を作ったのかですが。話は長くなりますが、お付き合いいただけたら幸いに存じます。
その前に、ウエスタンスピリッツのケーブル研究は、長さを、総て116㎝で統一して行っております。スピーカーや電源ケーブルは、250㎝で行っております。
長年ウエスタンワイアーを使ってきたのですが、ウエスタンワイアーは供給も安定せず、値段も高く、そのわりには良い音のワイアーが少ないのです。
作り方で音質をカバーし、合わせる本数などで色々試して来ましたが、供給が安定しないのがデメリットと判断致しました。常に、同じワイアーでなければならないからです。
そして、市販品のリッツ線ケーブルをたくさん聞き漁り、音質を掴みました。
しかし、どれもウエスタンワイアーで絹巻きして作ったウエスタンスピリッツケーブルに負けていました。音が綺麗なだけで音量も落ち、力がないのです。
そして、知り合いの詳しい方に、リッツ線とはどんなものなのか伺いました。
1㎜単線の断面積は1㎜ですが、1㎜単線の表面積は3.14㎜(円周率)です。これを覚えておいて下さい。
ウエスタンスピリッツが使用していたウエスタンワイアーは、被膜のない裸の0.6㎜単線でした。これを四本捩ってホットとして使っていたので、ここに狙いを定めました。
当然、色んな素線の太さや、その本数やグランド線と合わせたパターンも研究しましたが、これがベストです。
しかし、リッツ線とは総ての素線一本一本に被膜がかかっています。もう、うっすらとお分かりですよね?被膜のかかった細い線をたくさん使った方が、同じ断面積でも、まとめた時の表面積が増えるのです。
では、何故表面積が必要になるのかですが。ケーブルの中ではグランド(マイナス)とホット(プラス)が隣合うため、お互いが反発しあい、磁界が発生します、これが電磁誘導です。
その時、素線一本一本の線の中心に行くほど抵抗値が高くなり、電気は高い周波数になるほど、抵抗値の少ない素線の表面を流れようとする性質があるのです。
これが、リッツ線の理論であり、表皮効果の改善効果です。
しかし、そうは言っても、素線の細さには音質的な限界があります。ウエスタンスピリッツは、総ての太さの単線を聞いて、0.12㎜単線が細さの限界と定めたのです。
そして、ウエスタン0.6㎜単線と同じ断面積にするには?と、電卓をたたくと、0.12㎜単線を25本と出ます。
しかし、実際に作り聞き比べてみると、計算値と音質は違うのです。素線の増減を繰り返し聞いて行くと、0.12㎜単線を27本がベストとあぶり出したのです。
つまり、0.12㎜被膜単線27本を0.6㎜単線と同等と定めて、リッツ線を特注したのです。そしてそのリッツ線を四本束ねると108本になったのです。
しかし、この108本とは誠に不思議な数字なのです、私は無宗教ですが、仏教で語られてる人の煩悩の数なのです。
これは冗談ですが、総ての欲求をカバー出来るかも知れないと思いました。
煩悩の数は、この際置いておきます。驚いたのは、出来上がったリッツ線ケーブルの音質でした。エージングに時間はかかりましたが。欲しかった総てを手に入れた様な音だったのです。
計算上正しいものは、やはり音も良いのです。ウエスタンワイアーのケーブルは、単に0.6㎜の裸銅単線を四本捩って絹糸を巻き付け、シールドを被せ、平行を保ちながら、被膜である絹糸を強く巻き付けただけです。
これでは単に断面積が太くなっただけ、総てが導通している為、表面積は全く稼ぐ事が出来ません。なので、始めっから答えは出ていたのです。
被膜を被った0.6㎜単線四本も作ってみたのは、話すまでもありません。音はモコモコしていて、強すぎてクリアーではありませんでした、冗談の様な酷い音でした。
では、何故メーカー品のリッツ線は大した音にならないのか?お答え致します。素線の太さの限界を考えず、ただ闇雲に細い素線をたくさん増やしたに過ぎないからです。
そして、メーカー品は、何のひねりもない石油系の被膜を被せてるだけだからです。ウエスタンスピリッツのリッツ線は、絹糸を強く巻き付けて作っております。付帯音が少なく、余計な迷走電流が少ないのです。
だから他を寄せ付けないのです。理論や経験が正しければ、技術をもって良いものは確実に作れます。
これを正しく検証する為にウエスタンスピリッツは、オーディオシステムをまともな音に仕上げたのです。
どうでしょう、ウエスタンスピリッツは、間違えているでしょうか?