理想の音
「なぜ理想の音に鳴らないのだろうか」ずっとそう思い、オーディオを追及して参りました。ウエスタンスピリッツのスピーカーは特に難しいJBL4560BKです。
驚く程難しく癖のある音がなかなか消えませんでした。アメリカンサウンドと言ってしまえばそこまでなのですが、「そんなもの関係ない」とずっとそう思っていました。
いつの頃からか私は、ゼロの状態を求める様になりました。オーディオを動作させた状態で、電源を切ったときの音とお話しをすれば分かりやすいのでしょうか。なかなか表現が難しいのです。
とにかく無音の事なのです。このゼロを、オーディオの電源を入れた状態で構築しなければなりません。
耳で聞いた時に、そのゼロを作らなければならないのです。
つまり高S/N比の事です。音が鳴っている状態と鳴っていない状態が、いかに大きいかです。ウエスタンスピリッツは、それを求めたのです。
S/N比を求め改善してきたら、今の鳴り方が形成されたのです。
もっとゼロになった時、私の音質改善は終わりです。
S/N比を改善されると、ウエスタンスピリッツを、越える方が出現されるかも知れません。
ものを次から次へ交換されても、変わるのは質だけで、音が良くなったのとは別の問題です。