小音量再生の魅力
ボリュームを上げなければ低音を感じない、ボリュームを上げなければボケて聞こえる、以前のウエスタンスピリッツは正にそうでした。
しかし、それは鳴っていない証拠。鳴らないレーベルや、うるさいソフトが存在する内は、鳴っていないと言う事なのです。
しかし、鳴ったシステムとそんなに大きな差ではないのですが、実はその僅かな差が大きいのです。設置のしかたや、ケーブルや接点など、何処かに問題がある筈なのです。
総てのソフトは、個々に曲調の好き嫌いはあるものの、どれも楽しく優れた録音です。
ウエスタンスピリッツは、しっかり鳴ってみて、初めて小音量再生の素晴らしさを知りました。
では、ウエスタンスピリッツは小音量時に、どの様に鳴ってるのか?ですが。
能率が100dBを越えるスピーカーシステムなので、小音量とは言えないのかも知れません。あえて呟くと、力強い音なのですが、静かでクリアーで落ち着いているのですが、弾んだ感じです。
そして、いかなるレーベルもレーベルの差は確かにあるものの癖がなく、うるさかったり、つまらなかったりする事がないのです。
今は鳴ったウエスタンスピリッツも、以前はボリュームを下から4は上げないとボケボケでした。そして、レーベルの音の差が酷く、鳴らないソフトだらけだったのです。
今は下から1でも、全く問題なしです。こちらの耳が慣れたからではありません。
ボリュームの上げすぎは難聴になる可能性もあり、大きな音は外や階下に漏れ、他人や家族に迷惑をかける事になり、はったり的な鳴らし方で、何一つ良い事はありません。
音が良いと思ってるのは本人だけ、これは悲劇です。小さな音でもお腹いっぱいになるような音質になるように改善しましょう。
オーディオは、音楽は、こんなに素晴らしいのです。