輝ちゃんの腎臓検査
今日も、オーディオとは関係のない父親のお話しです。
父は今年の九月で86歳になります。家のそばの、かかり付けの内科の先生から、父の顔色が悪く貧血気味との事で、一緒に付き添って一度ご来院下さいとの事、早速家内と三人で行って来ました。
治療はデータが総べてです、一人よりは二人の方が聞き漏れが少なく家内も行ったのです。
貧血の原因は、検査の結果に出ていました。食生活以前に何かの原因で、腎機能が著しく低下してるとのこと。
紹介状をかきますから、今かかっている大きな病院へ行って下さいとの事でした。
父は十年ほど前、大腸癌が肝臓に転移して、摘出手術を受けて成功していたのです、腎臓に転移してなければ良いのですが。
「これはヤバイな」そう思いました。そして月曜日を待って連絡を入れ、診察の日を一週間早めてもらい、水曜日にいくことになりました。
父は、最近認知症の母と一日じゅう一緒に暮らしていて、同じ事を何度も聞かされ、かなりまいっていたのです。
多分、自分の健康をふりかえる暇もなかったのだと思います、夫婦とはそんなものです。
そして、紹介状を書いていただいた病院へ家内と三人で行って来ました。
先ずは血液検査から、大きな病院なので、大体一時間位で検査結果が出ます。
そして、結果が出たので診察室へ、結果は横ばい状態、特に急を要する治療の必要はなしとのこと。
ただ、父は耳が遠く補聴器を付けても聞こえないので、我々息子夫婦を呼び、今の病状と治療の説明の必要ありとの事でした。
確かに貧血気味なので、改善するために、注射を一本追加しただけで、終わりました。
そして、会計を済ませ、家内の運転する車で、デニーズへ行き、三人で和風ハンバーグを食べました。
父は、珍しく残さず完食しました。
「親父、良かったね」
元気でいてくれて、ありがとう。