エネルギーロス
このお話は少し前のお話です。
なかなか気付かず、一言で語れないのがエネルギーロスです、マルチにして届かなかったスピーカーケーブルを、早く聞きたくて、あろうことか私は、赤黒のスピーカーケーブルとジョイントして聞いていました。
そしてリネン巻きスピーカーケーブルを完成させ、パワーアンプとユニットをダイレクトに繋いで聞いた音は、システムが変わった程の変化でした。
やはり一度切れたもの同士を捻り合わせても、かなりのエネルギーロスを起こしていた事が分かります。そして繋ぎ合わせたケーブルの音は赤黒ケーブルが支配していたようです。
ならばネットワークはどうなのだとなりますが、そこは論点が違います、それを言ってしまえば、チャンネルデバイダーはどうなるのだとなります、他の機材にも総て言える事ですね。
でもどのみちオーディオは所詮継ぎはぎだらけなのです。
でも優れたケーブルを使い、シンプルに接点を少なくしっかりさせる、これがエネルギーロスを減らす事になるのです。
特にウーハーのケーブルと赤黒スピーカーケーブルをジョイントした音は外した時にわかったのですが、実に濁った質の悪い低音だったのですが、繋いだ時は大して変わらないと思っていました。
生業の私がこの状態ですから、なかなか難しいですよね、どうしてもジョイントしなければいけないのならば、せめてスピーカー端子は使わずしっかり捩って半田で留めたいものですね。
半田は時間をかけてゆっくり融合するため、72時間経たないと結果が分からないものなのです。
ウエスタンスピリッツのハンドメイドケーブルは、エネルギーロスと付帯音を嫌い作りました、絹巻きとリネン(麻糸)巻きケーブルは、各々に絶対に譲らない性質を持っており、双方に悪い癖みたいなものはないと思います、是非一度聞いてみて下さい。
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かなりスピリッツファンも増えて参りました。
宜しくお願いいたします。