千葉のIさんのご試聴
この方の耳を納得させられたら、多分ウエスタンスピリッツのオーディオシステムはもう完成に近い、そう感じます。
ただ使ってきたものが中古だと言う事で、故障や接点不良が多く、まだ変わらぬ今の内に、ウエスタンスピリッツの音を聞いておきたいとの事みたいです。
私自身は、正直まだ不満はありますが、Iさんにはこの帯域バランスを何かの参考にして欲しいのです。
クラシックを中心に色々聞きました、しかしイギリスデッカ盤のヴェルディー、アイーダのレコードだけが上手く鳴らなかったのです。
簡単に話すと、低音と迫力がなく薄味の音なのです、こんな筈はありません、その理由は後程解明されました。
Iさんは聞かれた感想をこう話されました「良いと思う、家のシステムではこうは鳴らない」でも何故デッカだけ上手く鳴らなかったのだろうか。
次の日Iさんから連絡が来ました、そしてデッカレコードが鳴らなかった理由を考えて伝えてくれたのです「NIKKOのアンプが古すぎて経年変化でコンデンサの容量が抜けている」との事でした。
私もそう思いました、購入したプリとパワーアンプは総て二回ずつ壊れました、こんなものをケーブルを作ってる私が使っていてはいけないと思い、私はこれからプリとパワーアンプ、チャンネルデバイダーを探し総て新品で購入し導入致します。
それでも不満は残るでしょうが、役者は揃うでしょう、そして鳴らなかったヴェルディーのアイーダも鳴り、ジャズも迫力満点に鳴ると思います。
古いものはもう駄目です。Iさん、今回もありがとうございます。