個体そのものの音
その物を叩いてみたら敷いた時の音が分かります、真空管ならばそのものの音、コンデンサーならばそのものの音がするはずです。
ならば下に敷いたインシュレーターそのものの音が再生音に追加される事になるのです、響きを殺すもの、追加して綺麗な響きを付けるもの、つまり、あまり響いてはいけないところと、響きを付けなければいけないところが存在するのです。
金属はどの種類を使っても合わせてみても、強く音の響きに反応する帯域が狭く、音楽に必要な帯域を汚してしまう気がします。
一般的にアルミ、ジュラルミン、鉄、銅、真鍮、、総ては高域に作用する気がします、しかし、やはり叩いたそのものの音がします。
ただ金属にもレベルや加工技術があります、使いどころによっては純銅の様に抜群の威力を発揮する素材もございますが、ことインシュレーターに限っては、良い答えは出ません、やはり音の響きの為に優れてる厳選された木材が良いと思います。
とするならば使っている機材そのものの音が存在すると思うのです、もう限界を超えた所に来たのです、ウエスタンスピリッツは分かってしまったのです。
優れた機材と優れた音質改善の先の隣にあったのは、優れた響きの木材を選び、優れた響きを付けなければならない所があると言う事です。
前回blogで書きました今はないインシュレーターの効果は、それほど素晴らしい効果があったのです。
それまで目立っていたキャロット ワン(ハイブリッド真空管アンプ)のノイズがあまり気ならなくなっているではありませんか。
これは凄い事です。
私は実験の時、夜中にも関わらず、次々B工芸のインシュレーターを敷いていったのです、敷く度に明確で気品に道溢れ、力のあるかわいい音へと変化するではありませんか。
そのものを叩いた音になるのです、ならばオーディオケーブルも同じと判断せざるを得ませんね。
個体そのものの音は存在致します、私は個人的にインシュレーターは、木材をお薦め致します。