エージング(慣らし)
今回は、慣らしの時間についてお話し致します、車でもバイクでもオーディオでもなんにでも、馴染むまでには慣らしの時間が必要になるものです。
新たに自作したアンプやネットワークにも半田の馴染みに時間がかかるのです、半田は最高の端末接点処理方法ですが、違う素材どうしが融合するまでに72時間がかかるのです。
しかも実際に音楽信号を流した積算合計時間の事なのです、例えば毎日3時間鳴らせるとします。
その場合72時間にするには24日かかる事になります、ウエスタンスピリッツは、24時間鳴らしっぱなしなので、丸三日間で終わるのです。
当然それで本当に終わりではありません、鳴らせば鳴らす程音は良くなって来ます。
これもあります、一旦電源を切って冷えた機材の音が良くなるのは、電源を入れて動作させてから、最低二時間はかかります。
なのでなかなか良い音は聞けないものなのです、ウエスタンスピリッツは何時でも鳴らしておける環境にあるので、かなり音質に対し有利と言えるのです。
オーディオケーブルにも言える事です、半田の融合も含め慣らしの時間はやはり72時間かかります。
なので色々な雑誌での試聴結果レポート等、私は信じる事が出来ないのです。
機材ならば電源トランスやメカの作りで、慣らした音がどの様になるのか大体分かるのですが、ケーブルだけはさっぱり分からないと思います。
慣らしの時間は、貴方が一日に何時間聞けるのか、その合計時間の積算なのです。
機材の下に敷く板やインシュレーターも変化は顕著で、大体50時間から72時間はかかります。
直ぐに答えを出される方がいらっしゃいますが、それはいけません、オーディオは待つことが大切なのです。
慣らしはとても大切です、正しくしっかりじっくり時間をかけたいものです。
エージングに必要な慣らしの時間とは、実際に鳴らされた合計時間の積算なのです、新たに購入された機材ならば本当は1000時間は必要になります。